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本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の櫛引八幡宮に参拝し、その効果を体感しました。

櫛引八幡宮

青森県八戸市にある「櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう)」

南部氏初代光行公によって創建されたと伝えられ、800年以上の歴史をもつ由緒ある神社。

鮮やかな朱色の鳥居が出迎えてくれます。

鳥居の左側に手水舎で心身を清めました。

鳥居をくぐると朱色の神橋と、格式の高い形式である四脚門。

正面に拝殿が見てきます。

入母屋造の拝殿は、昭和59年の建立。

南部光行が甲斐国の八幡大明神を勧請し、社殿を造営したのが神社創建の由来とされています。

古くから南部藩の総鎮守として、地元の人々から信仰を集めてきました。

江戸時代前期の貴重な社殿形式を伝承する本殿は、細部にまで施された彫刻が目を引きます。

国の重要文化財に指定され、屋根の曲線美や極彩色の文様も見どころです。

御祭神は「八幡大神(はちまんおおかみ)」

応神天皇と同一とされる「誉田別尊(ほんだわけのみこと)」の別奉称です。

八幡山と呼ばれる境内には、樹齢100年以上の杉が立ち並んでいます。

拝殿の手前左側には、注連縄が張られた「夫婦杉」

二本に見えますが根元は一本で、しっかりと大地に根を張っています。

左が男木と右が女木とされ、夫婦円満を願う参拝者が「結び紐」を結んで祈願します。

末社の「春日社」

ご祭神は「天津児屋根神(あまつこやねのかみ)」です。

末社ながら一間社春日造。

江戸時代に、拝殿右側の神明宮と対称の位置に建立されました。

こちらは京都に鎮座する伏見稲荷大社より分霊を勧請した「松福稲荷神社(しょうふくいなりじんじゃ)」

「倉稲霊神(うがのみたまのかみ)」を祀っています。

そして末社の「神明宮」は、1739年の勧請。

ご祭神は「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」です。

この建物は合祀殿です。

ご祭神は「大国主神(おおくにぬしのかみ)」と十五柱の神々。

近くには旧拝殿の「長所」と大銀杏があり、秋には黄色の絨毯を見せてくれます。

絵馬掛け所には、願いが込められた多く絵馬が掛かっていました。

杉木立に囲まれた境内に漂う、厳かな雰囲気の櫛引八幡宮。

国宝館には国宝「赤糸威鎧(あかいとおどしよろい」や白糸威褄取鎧(しろいとおどしつまどりよろい)」が収蔵され、歴史を肌で感じることのできる古社です。