パワースポットで有名な河口浅間神社に参拝し、本物の縁結びや祈願祈祷を実施。その効果も体感できました。
河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)
山梨県南都留郡に鎮守する「河口浅間神社」
河口湖を挟んで富士山と対峙しており、遥拝所である「天空の鳥居」から美しい富士山を見ることができます。
「天空の鳥居」は、河口浅間神社から歩いて30分ほどの距離。
当日は素晴らしい天候のもと、こちらの遥拝所にて祈祷を行いました。
ここから少し登ると、清らかな水が流れる「母の白滝」があります。
すぐ側には、「万幡豊秋津師比売命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)」を祀る末社の「母の白滝神社」が鎮座しています。
出迎えるのは、約18メートルの赤い大鳥居。
1697年に再建されました。
大鳥居をくぐると杉並木の表参道が続きます。
参道の両脇に根廻り7mの古杉が立ち並び、その姿は圧巻です。
参道の中程には「波多志神社」が鎮座しています。
こちらには、河口浅間神社の創始者である「伴直真貞(とものあたいまさだ)」が祀られています。
まっすぐ伸びる参道の先には随神門と、手前左側に手水舎。
随神門には、地元の氏子が育てた稲の藁で編まれた注連縄がかかっています。
階段を数段のぼると、厳かな拝殿が鎮座しています。
パワースポットで有名な河口浅間神社は、864年に発生した富士山の大噴火を鎮めるため、翌年に清和天皇の勅命により創建された古社です。
当日は、他の参拝者の邪魔にならないよう配慮しながら祈祷を行いました。
拝殿の脇には、摂末社が鎮座してます。
また拝殿前には、浅間明神を初めて祀ったとされる、古代祭祀の石閣「美麗石(ひいらいし)」があります。
河口浅間神社の本殿は、朱色の一間社流造。
1606年に焼失しましたが、翌年に谷村城主である鳥居土佐守成次が再建しました。
境内には「七本杉(ひちほんすぎ)」と呼ばれる、七本の大杉があります。
すべて樹齢1,200年に及ぶご神木には、それぞれ「御爾」「産射」「齢鶴」「神綿」「父母」「天壌」と名前がつけられています。
その中でも、二本杉の「父母」は、縁結びの杉として人気です。
「出雲社」「諏訪社」「山神社」「山宮社」など、境内にはさまざまな摂末社が祀られています。