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本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の金鑚神社に参拝し、その効果を体感しました。

金鑚神社(かなさなじんじゃ)

埼玉県児玉郡にある「金鑚神社(かなさなじんじゃ)」

御嶽山(みたけさん)の麓に鎮座する武蔵二ノ宮です。

朱色の橋を渡った先にある三之鳥居。

境内は自然に囲まれ、身も心も浄化されるような雰囲気が漂っています。

社名の由来は、古くに「金佐奈」と記載があり「金砂(かなすな)」が語源ともされています。

金砂とは砂鉄を意味し、御嶽山からは刀の原料となる鉄が産出したと伝わっています。

三之鳥居の左側に手水舎があります。

金鑚神社の拝殿。

主祭神は「天照大神 (あまてらすおおみかみ)」と「素戔嗚尊 (すさのおのみこと)」

配祀神は「日本武尊 (やまとたけるのみこと)」を祀っています。

当日は、他の参拝者の邪魔にならないよう配慮しながら祈祷を行いました。

拝殿背後にある御室ヶ獄一帯、山そのものを神体山としているため、金鑚神社には本殿がありません。

現在ものような原始信仰を残している神社は、奈良県にある大神神と長野県にある諏訪大社のみとされています。

境内にある摂末社。

武蔵国式内社44座と共に熱田神社や氷川神社、伊弉諾神社などを祀っています。

国の重要文化財に指定されている「多宝塔」

天文3年、丹党の豪族「安保弾正全隆」が寄進しました。

子孫の繁栄を祈って建立とされ、高さ約18メートル、総朱塗りの色鮮やかな木造建築物です。

神社境内から御嶽山の登山道が続き、300m先にあるのは御嶽の鏡岩

約1億年前の岩断層活動によってつくられた鏡岩は、赤銅色の光沢が特徴で、国の特別天然記念物に指定されています。

このように金鑚神社は、豊かな自然と神仏習合の名残を見ることができる貴重な神社です。