パワースポットで有名な貫前神社に参拝し、本物の縁結びや祈願祈祷を実施。その効果も体感できました。
一ノ宮 貫前神社(いちのみや ぬきさきじんじゃ)
群馬県富岡市一ノ宮に鎮守する「一ノ宮 貫前神社」
上野国の一宮で、平安時代に編纂された延喜式神名帳に名を残す古社です。
石段を上ってから下る非常に珍しい参道として知られています。
境内に行くには、駐車場すぐ近くにある石段を上っていきます。
階段を上り終わると立派な大鳥居が構えています。
大鳥居と同じ高さに立つ総門(そうもん)
両側に高さ約395cmの立派な唐銅製燈籠(からがねせいとうろう)があります。
総門をくぐると、一之宮貫前神社の見どころである「下り参道」
鵜戸神宮(宮崎県)と草部吉見神社(熊本県)が名を連ねる「日本三大くだり宮」の一つに数えられています。
石段を下りていく途中、左手にある月読神社。
寛永12年以前の旧拝殿で、牛王堂として使用されていました。
明治時代に周辺の湯前神社や雷電神社など神社を合祀し、月夜見命ほか17柱を祀り月読神社となりました。
朱色の色鮮やかな楼門は、入母屋造りの銅板葺で国の重要文化財です。
楼門前には黄金のカエルの形をしたお守り「無事カエル」が目を引きます。
豪華で色彩豊かな拝殿。
拝殿、本殿、楼門ともに1635年、徳川家光公の命により造営されました。
経津主神(ふつぬしのかみ)と姫大神(ひめおおかみ)の二柱を祀っています。
パワースポットで有名な拝殿の背後にある華麗な本殿。
内部は二階建てという独特な建築様式です。
緑色の雷神を描いた「雷神小窓」があり、稲含山の方向を向いています。
本殿の左側奥にある「抜鉾若御子神社(ぬきほこわかみこじんじゃ)」
ご祭神の子神を祀っています。
境内にある社殿の多くが国の重要文化財に指定され、荘厳な空気が漂っています。
さらに本殿内部が二階建という神社建築は、全国でも一ノ宮 貫前神社だけ。
新鮮な体験と知識を与えてくれる古社の一つです。