パワースポットで有名な朝山神社に参拝し、本物の縁結びや祈願祈祷を実施。その効果も体感できました。
朝山神社(あさやまじんじゃ)
島根県雲市朝山町に鎮守する「朝山神社(あさやまじんじゃ)」
宇比多伎山の山頂に鎮座し、出雲大社から車で30分ほどで到着します。
創祀年代は不詳ですが、延喜式神名帳にも名を残す古社です。
拝殿の一番近くに立つ三の鳥居。
一の鳥居は山麓に立っており、徒歩約30分のルートになるため時間の余裕が必要ですが、「真の神在月」を体感したい人にはオススメです。
何故なら、政治的な戦略により捏造された歴史ではない、真の神在月の歴史がここには在るからです。
朝山神社は、1300年前に編纂された出雲国風土記に「浅山社」という名で登場します。
神在月になると八百万の神々は最初に朝山神社へ訪れ、境内にある「十九社」へ鎮まり、最後は同じ出雲市内にある「万九千神社」に行き、帰還するのが一つのルートです。
ですが、今はほぼその歴史は語り継がれず、ここに来た翌日、神々は出雲大社に向い神在祭や7日間にわたり神議りが行われるされています。
しかし、人が生きるには経済が必須。
島根県のGDPは47都道県中(44位)。東京の約1/44しかありません。観光業以外で経済を回すことは難しいため、ランドマークに集約したい気持ちは十分理解できます。
大人の事情を考慮した上で、ここを見ている人には真の神在月の舞台をご紹介しています。
真っ直ぐに続く参道の先にある神門。
しめ縄がかけられ、歴史を感じる出で立ちです。
朝山神社から出雲大社に移った八百万の神々は、次に松江市の佐太神社へ。
最後に斐川町にある万九千神社での神事が終了すると、それぞれの神社へお立ちになると言うのが現在の習わしです。
但し、どの伝記であっても全国の神様が一箇所に集まると言うのは神話(おとぎ話)
ご自身の好きなルートを参拝されるのが宜しいと思います。
パワースポットで有名な朝山神社の拝殿と、その後方に構えるのは大社造の堂々たる本殿。
ご祭神は、眞玉著玉之邑日女命(またまつくたまのむらひめのみこと)、神魂命(かみむすびのみこと)、大穴牟遅命(おおむなちのみこと)の三神。
主祭神の眞玉著玉之邑日女命は「麗しい土地の女神」で、美しい心をもつ容姿端麗な大国主命の妻と伝わってきます。
当日は、他の参拝者の邪魔にならないよう配慮しながら祈祷を行いました。
境内には摂末社の船子神社、杦尾神社、星宮神社が構えています。
鎮守の森に囲まれた境内は静寂に包まれており、心を穏やかにさせてくれます。