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本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の貴船神社(結社)に参拝し、その効果を体感しました。

貴船神社(結社)

貴船神社の参拝方法は「本宮 ⇒ 奥宮 ⇒ 結社」となり、本宮と奥宮を参拝した後に「結社(ゆいのやしろ)」へ向かいます。

ここは本宮と奥宮の中間にあることから中宮と呼ばれることもあります。

また、和泉式部の故事を生んだ神社としても有名です。

石段を上ると小高い場所に鳥居や拝殿が立っています。

結社の拝殿前は両脇に春日燈籠が立ち並び、色あざやな様相。

ご祭神に「磐長姫命(いわながひめのみこと)」を祀っています。

当日は、他の参拝者の邪魔にならないよう配慮しながら祈祷を行いました。

ちなみに、ご祭神の磐長姫命は、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉姫です。

神話の時代、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が木花開耶姫に出会い、あまりの美しさに結婚を申し出ました。

木花開耶姫が父の大山祇命(おおやまつみのみこと)に伝えると大いに喜びます。

大山祇命は、岩のように永遠の命を持つ姉の磐長姫命も添えて送り出しますが、見た目が醜いからと瓊瓊杵尊は返してしまいました。

磐長姫命は大いに恥じ「我ここに留まりて人々に良縁を授けようと」と言われ鎮座したされています。

平安時代中期の歌人である和泉式部も、心変わりした夫のためお参りをしたところ夫婦仲が円満に戻ったという故事があります。

今も多くの人が恋愛や仕事などあらゆる縁結びに参拝しています。

結社にある「結び文(むすびぶみ)」

以前はススキなどの細長い草の葉を結び合わせて祈願していました。

それでは周りの草が無くなってしまうということで、現在では「結び文」をに願いを書き結びつけるようになりました。

結社にある「天乃磐船(あめのいわふね)」

貴船の山奥より産出した重さ6トンの船形の自然石で、貴船石はとても貴重な庭石です。

その長さ3.3m、舳先の高さ1.5m、幅1m。

ご祭神の磐長姫命の御料船(ごりょうぶね)として1996年、京都市在住の作庭家である久保篤三氏より奉納されました。