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本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の賀茂別雷神社に参拝し、その効果を体感しました。

賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)

京都最古の社の一つである「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」

通称は「上賀茂神社(かみがもじんじゃ)」、1994年に世界文化遺産に登録されています。

奈良時代以前から京都は秦氏と賀茂氏という豪族が支配していましたが、賀茂氏の氏神を祀っていたのが賀茂別雷神社です。

一の鳥居をくぐると開放的な境内に青い芝生が広がっています。

優美な枝垂れ桜である「斎王桜(さいおうざくら)」

神社境内には孝明天皇が奉納された御所桜をはじめ、多くの品種が植えられており、3月中旬から5月上旬頃まで美しい桜を楽しむことができます。

一の鳥居から真っすぐ歩くと、二の鳥居が見えてきます。

二の鳥居の先にあるのは「細殿(ほそどの)」

細殿の前には「立砂(たてずな)」と呼ばれる、円すい形に盛られた2つの砂山が目を引きます。

これは賀茂別雷大神が降臨したと伝えられる「神山(こうやま)」を模したもの。

賀茂別雷神社のご神体である神山は、本殿背後に位置しています。

左右砂山の頂上部分にはそれぞれ2本と3本の松葉が立っており、陰陽道に基づき奇数・偶数が合わさることで神の出現を願う意があるとされています。

細殿の後方に手水舎。

手水舎の向かい側に授与所があります。

手水舎に流れ出ているのは、神山の湧き水「神山湧水(こうやまゆうすい)」です。

川に架かる橋を渡ると迎えるのは、檜皮葺の立派な「楼門(ろうもん)」

楼門の前には「玉橋」が架かっており、どちらも国の重要文化財に指定されています。

玉橋のたもとにある「片山御子神社(かたやまのみこじんじゃ)」

ご祭神の母神「玉依比売命(たまよりひめのみこと)」が祀られており、縁結びのご利益で有名です。

通称は「片岡社(かたおかのやしろ)」、紫式部も参拝したと伝わっています。

楼門をくぐると立派な中門があります。

特別拝観では中門の中に入り本殿を参拝できますが、通常はこの中門から本殿に向かって参拝します。

楼門近くのやや高台に「須波神社(すわじんじゃ)」が鎮座しています。

御物忌川を背にして鎮座する末社の「川尾神社(かわおじんじゃ)」

迷いを取り除くとされる「罔象女神(みずはのめのかみ)」を祀っています。