ココナラで評判の本物の縁結び祈祷

神倉神社で行う縁結び祈願祈祷|和歌山のパワースポットで星夢(セイム)が良縁成就と開運を祈願

神倉神社の見どころ|熊野信仰発祥の聖地と538段の石段

和歌山県新宮市に鎮座する「神倉神社(かみくらじんじゃ)」は、熊野速玉大社の摂社であり、熊野信仰の発祥地として知られる歴史ある神社です。JR新宮駅から南へ徒歩約17分、神倉山(かみくらさん)の中腹に位置しており、地元の人々だけでなく、全国から多くの参拝者が訪れます。

神社の入口には、目印でもある朱色の太鼓橋がかかっており、訪れる人を優しく出迎えます。この橋を渡ることから、すでに神聖な領域への入口となるのです。

神倉神社の入口にある朱色の太鼓橋

太鼓橋を渡ると、正面には猿田彦神社と神倉三宝荒神社が鎮座しています。猿田彦神社のご祭神は「猿田彦大神(さるたひこおおかみ)」。天照大御神の命により、天孫瓊々杵尊(ににぎのみこと)を道案内したとされる、みちびきの神様です。

古来より、道開きや旅の安全、縁結びのご利益があるとされ、多くの参拝者が手を合わせます。

神倉神社境内の猿田彦神社

境内の右手には、龍の吐水口が特徴的な手水舎があります。水の流れが涼しげで、夏場は特に清涼感を感じさせるスポットです。

神倉神社の龍の手水舎

朱色の鳥居をくぐると、目の前に現れるのは、見上げるほどの急勾配の石段。ここから始まるのが、熊野古道の中でも「古道中の古道」と称される神倉神社の参道です。鳥居のそばには、参拝者のために無料の杖が用意されており、誰でも自由に利用できます。

鳥居をくぐってすぐ右手には「女坂」と呼ばれるなだらかな迂回路もあります。体力に自信のない方や、小さなお子様連れの方は、こちらのルートを選ぶと良いでしょう。

神倉神社の急勾配の石段と鳥居

ここから始まるのが、段差の激しい538段の石段。筆者もこれまで数多くの神社仏閣を参拝してきましたが、この石段ほど危険を感じる場所は滅多にありません。写真では伝わりにくいかもしれませんが、一歩一歩が非常に高く、足場も不安定な場所が多いのです。

次の写真を見ていただければ、その傾斜の急さがより伝わるかと思います。

神倉神社の急勾配で知られる538段の石段

この自然石(花崗岩)で組まれた石段は、なんと1193年に源頼朝が寄進したものと伝えられています。歴史的にも非常に価値の高いこの石段を上った先、標高約100mの地点に拝殿があります。

神倉神社の石段を上る参道

石段の途中には「火神社」と「中ノ地蔵堂」が鎮座しており、ここはちょうど踊り場のような広さがあります。急勾配で疲れた足を休めるには絶好のスポットです。また、ここは「女坂」との合流地点でもあるため、下りの際の目印にもなります。

神倉神社の火神社と中ノ地蔵堂

火神社を過ぎると、石段の勾配がやや緩やかになります。まだまだ石段は続きますが、ここからは少し上りやすくなります。季節によっては鳥のさえずりも聞こえ、木々に囲まれた自然豊かな参道をゆっくりと進むことができます。

神倉神社の自然豊かな参道

山上に近づくと、朱色の鳥居と玉垣が見えてきます。この光景が見えたとき、多くの参拝者が「ついに到着した」という達成感に包まれます。

神倉神社山上の朱色の鳥居

鳥居をくぐると、すぐそこが拝殿です。

鳥居の右手には、歴史を感じさせる大きな手水鉢(ちょうずばち)があります。この手水鉢は1631年、江戸時代に新宮第二代城主「水野重良」によって寄進されたものです。巨大な一枚岩(黒雲母花崗斑岩)をくりぬいて造られたもので、その大きさと造形美から、現在では新宮市の有形民俗文化財に指定されています。また、パワースポットとしても非常に有名です。

神倉神社の巨大な手水鉢 新宮市文化財

そして、神倉神社の最も神聖な場所といえるのが、この「ゴトビキ岩」です。熊野の神々が最初に降臨したとされる磐座(いわくら)で、圧倒的な存在感を放っています。

「ゴトビキ」とは、新宮地方の方言でヒキガエルを意味します。約1500万~1400万年前の火山活動によってできた岩石が、長い年月をかけて風化し、このような丸みを帯びた形状になったとされています。

熊野発祥の聖地 神倉神社のゴトビキ岩

ご祭神は「高倉下命(たかくらじのみこと)」と「天照大神(あまてらすおおみかみ)」。日本神話に登場する「天ノ磐盾(あまのいわだて)」と呼ばれる峻崖の上に、この巨岩は鎮座しています。熊野三山として祀られる以前、熊野権現が最初に降臨した聖地として、今も多くの崇敬を集めています。

当日は、他の参拝者の邪魔にならないよう十分配慮しながら、静かに祈祷を行いました。凛とした空気の中での祈りは、心を清めてくれるようでした。

神倉神社での祈祷風景

拝殿の前に立つと、目の前に広がるのは壮観なパノラマです。眼下には太平洋と新宮市の街並みが一望でき、清々しい風が心地よく感じられます。ここでしか味わえない、この開放感が訪れる人を魅了してやみません。

神倉神社から見る太平洋と新宮市の絶景

拝殿の右側には、一枚岩の急な傾斜があります。慎重に上っていくと、ゴトビキ岩の付け根とされる場所にたどり着きます。そこには注連縄と榊が祀られており、神聖で厳かな雰囲気が漂っていました。

鳥居の手前には「満山社」が鎮座しています。こちらは縁結びや八百万の神々を祀る社で、若い参拝者にも人気のスポットです。

神倉神社ゴトビキ岩の根元に祀られた注連縄

最後に、神倉神社で毎年行われる有名な神事をご紹介します。毎年2月6日夜、春を告げる火祭り「御燈祭り(おとうまつり)」が、この急な石段で執り行われます。

白装束に身を包み、腰に荒縄を巻いた約2000人もの「上り子(あがりこ)」たちが、燃え盛るたいまつを手に「ホッホッ」という掛け声とともに石段を駆け下りる姿は、まさに圧巻。たいまつの炎が連なり、まるで火の滝のように見えることから、地元の民謡では「山は火の滝 下り竜」と謳われています。

この祭りは、神武天皇が熊野に上陸した際、松明の炎で迎えたという故事に由来するとされ、約1400年以上の歴史を持つと言われています。現在では国の重要無形民俗文化財に指定されており、毎年多くの観光客で賑わいます。