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本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の熊野本宮大社に参拝し、その効果を体感しました。

熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)

全国にある熊野神社の総本社である「熊野本宮大社」

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産に含まれ、紀伊半島の中央部に位置しています。

熊野川をご神体として祀られてきました。

元々は「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲に社殿がありましたが、1889年の大洪水で焼失。

1891年に現在の地に移築・遷座されました。

かつて熊野本宮大社があった大斎原は、現社地から徒歩10分ほどの距離にあります。

高さ33.9mの日本一の大鳥居が目印です。

大鳥居をくぐって杉並木に囲まれた参道を歩くと、広場のような場所にたどり着きます。

およそ1万1千坪の境内に楼門や神楽殿、社殿と摂末社が立ち並んでいました。

現在は、左側に中四社と下四社、右側に境内摂末社の神霊をお祀りしています。

以前は「熊野坐神社(くまのにますじんじゃ)」と呼ばれ、社伝によると初代神武天皇の東征前に鎮座していたとされています。

木の鳥居をくぐると本殿へと続く階段が続いています。

158段の石段の両脇には生い茂る杉木立。

熊野大権現の奉納幟が立ち並び、荘厳な雰囲気を感じさせます。

階段の途中にある戦没者の英霊を祀る功霊社です。

左側にある祓戸大神(はらえどのおおかみ)の宮。

ここで心身を祓い清めます。

階段を上り正面に鎮座する拝殿。

長さ約4.5mの大しめ縄がかかっている神門。

神門の先は神殿が鎮座する神域です。

熊野本宮大社は、熊野速玉大社と熊野那智大社と並ぶ熊野三山のひとつ。

古来より、法皇や貴族をはじめ多くの人々から厚い信仰を受けてきました。

ご祭神は熊野三山に共通する、十二柱の神々の「熊野十二所権現」

主祭神は、二社とは異なる「家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)」です。

別名は「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」、造船術を伝えて外国との交通を開いたことから船玉大明神とも称せられています。

参拝の作法は、証誠殿、中御前、西御前、東御前、満山社の順とされています。

檜皮葺の立派な社殿です。

  • 第一殿:西御前(熊野牟須美大神、事解之男神(千手観音))
  • 第二殿:中御前(速玉之男神(薬師如来))
  • 第三殿:證証殿(家都御子大神(阿弥陀如来))
  • 第四殿:若宮(天照大神(十一面観音))

※ 奈良時代から神仏習合を取り入れているため仏名を配しています。