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本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の月夜見宮に参拝し、その効果を体感しました。

月夜見宮(つきよみのみや)

伊勢市宮後に鎮座する豊受大神宮の別宮「月夜見宮(つきよみのみや)」

別宮とは正宮に次ぐ重要な宮で、正宮に準じて式年遷宮が行われます。

皇大神宮には10所、豊受大神宮には4所、合わせて14所の別宮があります。

月夜見宮は豊受大神宮の北御門口から約300m先、伊勢市街に位置しています。

外宮の裏参道と月夜見宮を結ぶ道は「神路通り(かみじどおり)」と呼ばれ、古来より月夜見尊が豊受大御神のもとへ通う道と伝わっています。

ケヤキやクスや杉が生い茂り、周囲には堀が巡めぐりるなど、市街にありながらも自然を感じられる場所です。

鳥居をくぐると右手に手水舎と祓所、幹周が7.8mもある立派な大楠が立っています。

参道の正面に月夜見宮が鎮座しています。

ご祭神は天照大御神の弟神である「月夜見尊(つきよみのみこと)」と、その荒ぶる神霊「月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)」

月夜見尊の和御魂、荒御魂の2柱の神を同じ社殿に祀っています。

皇大神宮の月讀宮と字が異なりますが同一神です。

月夜見宮の社殿後方に鎮座する「高河原神社(たかがわらじんじゃ)」

「月夜見尊御魂(つきよみのみことのみたま)」を祀る外宮の摂社です。

延喜式神名帳に「川原坐国生神社(かわらにますくなりじんじゃ)」との名で記載があり、この一帯を守護する神として信仰されてきました。

月夜見宮社殿の左側後方に祀られているお稲荷様で、木製小鳥居が楠木前に立っているのが印象的です。

楠木が焼けているのは、太平洋戦争の山田空襲による焼夷弾投下。

しかし地元の人々は無事だったため、災いを引き受けてくれた楠木にお稲荷様を祀ったと伝わっています。