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本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の談山神社に参拝し、その効果を体感しました。

談山神社(たんざんじんじゃ)

奈良県桜井市にある談山神社。

春には小つづみ桜が咲き、秋には紅葉が木造十三重塔に映えるなど、季節ごとに素晴しい姿を見せてくれます。

幻想的な景色は「関西の日光」と言われています。

談山神社のある多武峰(とうのみね)は、中大兄皇子と中臣鎌足が「大化の改新」の密談を行った場所として知られています。

神仏分離以前は「多武峯妙楽寺(とうのみねみょうらくじ)」という寺院でした。

朱色の鳥居の手前左側にある手水舎で身を清め、くぐりと本殿まで続く140段の階段。

途中、左に曲がると「けまりの庭」にたどり着きます。

談山神社のご祭神である中臣鎌足と中大兄皇子が出会うきっかけとなった「蹴鞠会(けまりえ)」

毎年4月29日(昭和の日)と11月3日(文化の日)、談山神社では故事にちなみ「けまり祭」が行われます。

けまりの庭が広がる境内には左側に「総社拝殿」、右側にある「神廟拝所(講堂)」では運慶作とされる木造の狛犬が安置されています。

奥には権殿と木造十三重塔が風光明媚な姿を見せています。

ちなみに、境内を拝観するためには参拝料が必要です。2つ下の写真にも書かれていますが、大人600円、子供300円です。

朱を基調とした拝殿は、床下を柱で支える「懸造り(かけづくり)」が特徴。

現在の拝殿は1619年に建立されたもので、京都の清水寺などが同じ構造です。

重厚で麗美な三間社春日造の本殿は、日光東照宮の手本になったと言われています。

ご祭神に祀られているのは藤原鎌足公。

近くにあるのは、鏡女王(かがみのおおきみ)を祀る「東殿」へと続く恋の道。

こちらの摂社は恋神社とも呼ばれ、脇には神が宿るとされる「むすびの岩座(いわくら)」を祀っています。

この石を撫でると縁結びにご利益があるとされる人気スポットです。

談山神社の見どころは、世界で唯一現存する木造十三重塔。

678年に建てられた後、現在の塔は室町時代1532年に再建されたもの。

その高さは17m。

鎌足の墓塔といわれている、談山神社のシンボルです。

このように談山神社では、歴史的価値ある数々の建造物と四季折々の自然を楽しむことができます。