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本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の聖神社に参拝し、その効果を体感しました。

聖神社(ひじりじんじゃ)

日本で初めて全国に流通したと言われる和同開珎ゆかりの「聖神社」

埼玉県秩父市黒谷に鎮座しています。

「銭神様」と呼ばれる聖神社は金運のご利益で注目を集めており、開運祈願を願う参拝者が訪れています。

一の鳥居をくぐると石階段が続いています。

続日本紀によると708年、聖神社近くにある和銅遺跡から日本初の自然銅(ニキアカガネ)を発見。

元明天皇に献上したところ非常に喜び、これを祝って年号を和銅と改元したとされています。

その自然銅を原料とした日本最初の流通貨幣「和同開珎」が発行されました。

銅が採掘されていた和銅遺跡から約600m程のところに聖神社はあります。

木々に囲まれた石階段と、沢山ある黄色い旗が印象的です。

階段を上ると正面に拝殿が鎮座しています。

社殿右側にはある大きな和同開珎のモニュメントが目を引く聖神社。

神社創建の由来は、銅の発見と献上に喜んだ朝廷は、雌雄一対の和銅製の蜈蚣(むかで)を持たせた勅使を遣わしました。

そして祝山(いわいやま)に、和銅製の蜈蚣と和銅をご神体に神籬を建立し、「金山彦尊(かなやまびこのみこと)」を祀ったとされています。

現在も聖神社では、最初に採取された自然銅12個のうち2個と、朝廷より賜った和銅製の蜈蚣一対をご神宝として大切に保管しています。

また日本神話に登場する金山彦尊は、鉱山や鍛冶と鉄鋼を司る神様としても知られ、鍛冶師や包丁製造業者からも信仰を集めています。

拝殿の左側には1807年築、旧本殿である和銅出雲神社が鎮座しています。

その経緯は昭和40年に今宮神社から本殿を移築し、聖神社の本殿としました。

現在、旧本殿は境内社の和銅出雲神社となり、「大国主命(おおくにぬしのみこと)」を祀っています。