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本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の下立松原神社に参拝し、その効果を実証。

下立松原神社(しもたてまつばらじんじゃ)

千葉県南房総市にある下立松原神社。

江戸時代以前は「小鷹明神」「滝口明神」と呼ばれ、古くから地元の人々に親しまれてきました。

参道入口にある滝口の井戸。

井戸の右奥から清く澄んだ神水がこんこんと湧き出ています。

この湧水は、正月15日に執り行われる「筒粥神事(つつがゆしんじ)」で白米を清めた神水です。

筒粥神事とは、今年一年の農作物の豊凶と世相を占うもの。

現在は生活用水として利用されています。

滝口の井戸近くにある一の鳥居をくぐると、80数段ある階段が続きます。

階段を上ると右側に「后神社(きさき神社)」が鎮座し、「飯長姫命(いいながひめのみこと)」を祀っています。

飯長姫命は「由布津主命(ゆふつぬしのみこと)」の神妃で、房総を開拓した「天富命(あめのとみのみこと)」の娘でもあります。

飯長姫命と由布都主命は結ばれ、安房忌部氏の祖となった言われています。

さらに参道を歩くと1849年に建てられた、歴史を感じる石灯篭があります。

右塔に「洋中」、左塔に「静寧」の文字が刻まれ、海が静かで穏やかであることを祈願しています。

二の鳥居の手前、右側に「招魂社」が鎮座しています。

昭和54年に寄進された、高さ4.7mの二の鳥居です。

二の鳥居をくぐると石階段とその先に鎮座する拝殿が見えます。

途中、とても表情豊かな狛犬がありますが、1794年に奉納されたものです。

石階段を上ると右側に手水舎、正面に拝殿が鎮座しています。

主祭神の「天日鷲命(あめのひわしのみこと)」は、天照大神が天の岩屋戸に隠れた「天岩戸神話」で活躍した神様。

また、安房神社のご祭神「天太玉命(あめのふとだまのみこと)」の弟とも伝えられています。

昭和15年に建築された壁画殿には、下立松原神社の由緒を伝える壁画10枚が展示されています。

創建は神武天皇元年、由布津主命が天日鷲命を祀ったのが始まりとされています。

天日鷲命の孫である由布津主命は、天富命(あめのとみのみこと)とともに安房に渡りこの地を開拓しました。

後世に合祀があったため現在は、天照大神、住吉大神、天太玉命など19柱を祀っています。