本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の神崎神社に参拝し、その効果を実証。
神崎神社(こうざきじんじゃ)
千葉県香取郡神崎町にある「神崎神社(こうざきじんじゃ)」
鳥居の先は、長い階段が続く表参道。
「神崎の森」と呼ばれる7000坪あまりの境内は、常緑の原生林。
学術上でも貴重な森林植物で、県の天然記念物に指定されています。
上っていく階段も自然豊かな老樹に囲まれ、途中左手には三峯神社が鎮座しています。
階段を上りきると境内が広がり、正面に拝殿が鎮座しています。
ご祭神は下記の五神。
- 天鳥船命(あめのとりふねのみこと)
- 少彦名命(すくなひこなのみこと)
- 大貴己命(おおなむちのみこと)
- 面足命(おもたるのみこと)
- 惶根命(かしこねのみこと)
天鳥船命は、出雲の国譲り神話に登場する鳥と船を神格化した神様とされています。
武甕槌神と共に出雲に降り立つと、事代主神を探し出し交渉の場に連れてきました。
交通と産業守護の神として深く信仰されています。
拝殿の後方に構えるのは流造の本殿。
創建年代は不詳ですが社伝によると、673年に現在の地に遷座しました。
明治6年に郷社、大正10年に県社に昇格しています。
拝殿の近くに国指定天然記念物の「なんじゃもんじゃの木」があります。
樹齢2000年とも言われる楠の大木です。
水戸黄門で有名な徳川光圀が参詣に訪れ、「この木は何というもんじゃろうか」と自問感嘆。
それ以来「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれるようになったとされています。
1907年に発生した社殿火災のときに主幹が焼失し、7m程のところで切断。
しかし現在は5本の幹が根本から出ており、大きいものでは25m程まで成長しています。
なんじゃもんじゃの木の近くにある「地主稲荷」
社殿の横道を奥へと進みます。
すると社殿の裏側は木々に囲まれた細い道が続いており、道なりに歩いて行くと小さな境内社があります。
もとは香取神宮の末社である神崎神社。
利根川沿いの小高い神崎森に鎮座する、歴史ある素晴らしい古社です。