パワースポットで有名な出雲大社に参拝し、本物の縁結びや祈願祈祷を実施。その効果も体感できました。
出雲大社(いずもおおやしろ)
2019年11月23日は最高吉日の「天赦日(てんしゃにち)」と言うこともあり、当日は出雲の國で一番有名なパワースポット神社に参拝しました。
参拝したのは「出雲大社」
ここは神々が集う最も有名な神社と言えます。
表向きには11月23日が参拝日となりますが、実際はその前日となる11月22日も参拝し、翌日の準備を行いました。
準備と言っても何か機材などを運ぶ訳ではなく、翌日の参拝に際し、祈祷の効果が高まるように各場所を参拝しています。
その為、ここで使用するお写真は22日と23日の二つ。
上の鳥居の写真と、下の八足門(本殿の門)が22日の夕方に撮影した写真です。
日没前は人がいなくなるため、そのタイミングを見計らい撮影しました。
逆に、翌日の23日は早朝から参拝しています。
この時期の開門は6:30であるため、その時間に到着しましたが、11月23日(島根県)の日の出時刻は6:51。真っ暗で何も見えないため、30分ほど待機した上で鳥居をくぐりました。
平日であれば人影が入らず写すことが出来たと思いますが、当日は土曜日の祝日(勤労感謝の日)
さすがに他にも参拝者がいるため、チラホラ人影が写り込んでいます。
ただ、この時間帯はそれほど人がいなかった為、人を気にすることなく参道の様子を撮影できました。
上の「松の参道」では人影がないショットが撮れました。なかなか貴重です。
拝殿前にある銅門付近でもあまり人影はありません。
8時以降になると続々と参拝者が集まってきましたが、その時間より前であればタイミングが合えば、下の拝殿の写真のように人が入らず写すことも出来ます。
目的は写真撮影ではなく参拝と祈祷のため、写真をそれほど強調する必要はないのですが、どうしてもキレイに写すことに力が入ってしまいます。
ちなみに、撮影はすべてiPhoneです。このサイトのトップページにある鹿島神宮(奥宮)の写真もそうですが、全部iPhoneで撮影したものです。
それは置いといて、出雲大社で検索する下のような写真が表示されることが多いかと思います。
ここがが拝殿と勘違いをされる方も多いのですが、この建物は「神楽殿(かぐらでん)」です。
神楽殿とは神楽を舞うための施設であり、参拝する場所ではありません。今は大広間として使われているようです。
出雲大社の拝殿は1つ上の写真の建物であり、本殿はその後方にありますが、一般の人は本殿には入れません。
出雲大社と伊勢神宮は内部を見せない造りになっています。
社伝によると創建は凡そ1200~1300年前。あくまでも社伝となるため、実際はもっと昔の可能性もあります。
一節では神武天皇の前に造られたとありますし、神社の始まりは建物がなく祭壇だけの造りとなるため、もしかしたら社伝よりも1000年以上前に造られていたことも考えれます。
社殿は国譲りの後に建てられたことになりますので概ね1200~1300年前になるかと思いますが、古代の本殿は高さ48メートルの場所に建てられた大神殿と言われており、約30年前には直径約1.35mの巨木を3本組にして1つの柱とする巨大柱が境内から発見されたことからも「金輪御造営差図」の信憑性が期待されています。
実際にその大神殿が存在していたかどうかは多くの人のロマンでもあるため聞かれてもお答え出来ませんが、そのような構想の元で建設されていたことは確かです。
きっと神様が住む神殿としての国家プロジェクトがあったのでしょう。
ご祭神は「大国主大神(おおくにのぬしのおおかみ)」
一般的には「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と呼ばれおり、他にも「大己貴命(おおなむちのみこと)」や「大物主神(おおものぬし)」など数多くの呼び名が御座います。
何故、このように多数の呼び名が存在するかと申しますと、それは古神道の「一霊四魂(いちれいしこん)」の考え方まで遡る必要があり、更には幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)と言うところから説明しなければいけなくなるため割愛しますが、歴史上の色々な考えた方があり複数の名前が存在しています。
このような歴史とご祭神を持つ出雲大社は高い社格も持ち合わせています。
元々社格制度が複数存在したため「どれが一番」と一言で評価をすることは出来ませんが、「勅祭社」「官幣大社」「二十二社」「一宮」等によって神社の社格が判断されます。
中でも、神社の祭典で天皇により勅使が遣わされる「勅祭社(ちょくさいしゃ)」
明治政府によって定められた近代社格制度において最上位となる「官幣大社(かんぺいたいしゃ)」
この二つに該当する神社は重宝されています。
出雲大社はそれ以外にも「一宮」という、その地域で一番高いとされる社格と「大社」という名称を持っているパワースポット。
それが『 出雲国一宮 出雲大社 』です。
この日に行ったのは「神願霊力祈祷」と「霊力伝心」の2つですが、そのご利益が働くようしっかり実施しました。
上は午前中に拝殿前で撮影した写真ですが、当日は通しで8時間ほど祈祷を行っていた為、終わる頃には拝殿や八足門(本殿の門)の前は参拝者でごった返していました。
これでも人があまり居ないタイミングで撮影しており、実際はもっと人がいますので、もし参拝に行かれる場合には午前中の早い時間帯が宜しいかも知れません。
また、土日祝だと駐車場も満車になってしまいますので、尚さら午前中がオススメです。
それと今回の参拝では紹介していませんが、稲佐の浜(いなさのはま)と呼ばれる場所があり、そこは「国譲りの舞台」でもあり「神在月」の際、神々がここから上陸すると伝わる聖地です。
色々な神事も執り行われますので、出雲大社に参拝の際は是非お立ち寄りください。