パワースポットで有名な神魂神社に参拝し、本物の縁結びや祈願祈祷を実施。その効果も体感できました。
神魂神社(かもすじんじゃ)
この日は何社か参拝していますが、熊野大社の次に参拝したのが「神魂神社」
全国各地に漢字が読めない神社はたくさんありますが、ここ神魂神社もその一つではないでしょうか?
少なからずフリガナがないと私は読めません。
その話はさて置き、この神社の本殿は現存する大社造の中で最古となり、国宝として扱われています。
同じ島根県では出雲大社の本殿も国宝ですが、国宝として扱われる神社の中でこれ程まで趣きのある場所は希少だとお伝えできます。
他県で言えば、国宝の神社は東照宮(日光市)、日吉大社(滋賀県)、賀茂御祖神社・賀茂別雷神社(京都府)、春日大社(奈良県)等など、参拝者で混雑する神社が大半の中、ここは他と比べて落ち着いて参拝ができる穴場のパワースポットと言えます。
特に、当日は平日のため他に二組くらいしか見かけませんでした。
まずはじめに目に止まったのが手水場です。
このような趣きのある手水場は滅多に見かけませんし、何より柄杓が手作りで独特です。このタイプの柄杓は初めて見ました(多分)。
ちなみに、他の神社の記事では「手水舎」と書き、こちらでは「手水場」と書いたのには意味があります。
屋根があるタイプが「手水舎」
屋根がないタイプが「手水場」
どちらとも「ちょうずや・ちょうずしゃ・てみずや・てみずしゃ」など読み方が多数ありますが、どれでも正解です。
石階段を上がると拝殿が見えてきます。
他の参考サイトでもこのように写している人が多いと思いますが、それには理由がありますので後ほど説明します。
これが社殿の全体像です。
長くて写らないので、ここだけ横にして写しました。
拝殿が前方部。本殿が後方部。「本殿が国宝」と書かれているので、後方部の本殿のみが国宝だと思います。
分かりやすく言えば、本殿は下の部分。階段を上がって一段高くなっている部分(柵で囲まれている部分)が本殿です。
反対から写すと下記のような感じです。
言葉では上手く表現できませんが、とても趣きがあり大変立派です。
関東ではあまり見られない造りであり、太古を感じさせてくれます。
拝殿・本殿以外にも境内にはたくさんの摂末社が建てられています。
上記と反対側には摂末社とご神木があります。
ご神木の付近に謎の場所を発見しました。
下記の写真がそうですが、よく見ると穴が空いています。
謎だったので穴の中に顔を入れて霊視をしてみました。
一般的には「神籬(ひもろぎ」と呼ばれる社殿以外で祭祀を行う場合と考えられるでしょうが、これは「ただの穴」です。
霊視をしたところ、元々斜面の窪みを子供が遊びで掘り、何となく神秘的に感じた大人たちが一生懸命掘り。
特に根拠があった訳ではありませんが、何となく神秘的なので神様の出入り口として土地(後ろの山や空間そのもの)を祀る場所にしたようです。
あくまでも霊視の結果なので真相は分かりませんが、多分90%以上当たっていると思います。
それはさて置き、ここでも祈祷を行いました。
どうして階段から写しているかと申しますと、社殿の正面と階段の幅が極端に短いからです。
社殿を正面から写そうとすると階段から転げ落ちるため、あえてこのような位置から写しています。
尚、当日は平日のためか無人でした。
神主さんも巫女さんも誰も居ないためご朱印もありません。
もし参拝に行かれる際は、前もって情報を入手された方が良いかも知れません。