パワースポットで有名な熊野大社に参拝し、本物の縁結びや祈願祈祷を実施。その効果も体感できました。
熊野大社(くまのたいしゃ)
2019年11月は大開運月と言うこともあり、神々が集う國としても知られる島根県出雲市に飛び立ちました。
羽田空港から朝一番の飛行機で飛び立ち、着陸したのは米子鬼太郎空港。
今回の目的は参拝と祈祷。それ以外に何もなし。只々参拝と祈祷のために降り立ち、天赦日に向けて準備をしていました。
米子鬼太郎空港から出雲市駅までは車で約1時間30分。真っ直ぐ向かえばそれくらいで到着しますが、もちろん真っ直ぐは向かわず、良さそうな神社を探しながらの移動。
当日は知り合いの祈祷師も出雲の國で巡礼をしていたので合流し、八重垣神社に参拝したあと単独での行動となりました。
その後、参拝したのはパワースポットで有名な熊野大社。
ここの正式名称は「出雲國一之宮 熊野大社」と呼ばれており、その地域で最も社格が高いとされる「一宮」の社号が与えられている由緒正しい神社。
さらに「大社」の社号が付けられていますが、大社と言うのは企業で言うところも本社と同じような意味合いです。
元々は出雲大社のみが付けていた社号となりますが、昭和に入り大社に社号変更する神社が増え、今では24社ほどが大社を名乗っています。
一見「一宮」と「大社」の社号だけみると出雲大社と同ランクのように感じられますが、出雲大社は「官幣大社」で熊野神社は「国幣大社」
加えて出雲大社は「勅祭社」であるため社格は格段に上です。
とは言え、熊野大社の「国幣大社」と言うのは「官幣大社」に続く貴重な社格であり、中国(山陰山陽)地方では出雲大社のみが官幣大社。熊野大社と大山祇神社の二社のみが国幣大社。以上の計三社しか存在しません。
ちなみに、世界遺産で有名な厳島神社でさえも「一宮」のみの社格であるため、一宮と国幣大社の社格をもつ熊野大社がどれ程のレベルかは、何となくお分かり頂けると思います。
このような社格を神社のご祭神は「加夫呂伎熊野大神櫛御気野命」
何故、こんな長い名前が付いているかは不明ですが、別名は「素戔鳴尊(すさのおうのみこと)」であるため、普通に素戔鳴尊と覚えてもられば宜しいと思います。
画像を戻しますが、先ほどの鳥居をくぐると松並木の参道が続きます。
その参道を抜けると一旦雰囲気が変わり、また鳥居と門柱(石碑)が現れます。
調べたらこの橋は「八雲橋」と書いてありました。
八雲橋を渡り、三の鳥居はこんな感じです。
左手に見えるのが手水舎ですが、何故かそこだけ機械的でした。少し残念な感じのため撮影していません。
それ以外はとても立派です。
随神門にも立派な注連縄が掛けられています。これほど立派な注連縄は関東の神社ではなかなか御目に掛かれません。
舞殿も立派です。歴史と趣きが感じられます。
その他にも鑚火殿と呼ばれる「火継式」に使われる社があります。
これらは出雲の國で行われている独自の神事となるため、どんな神事かはよく分かりませんので参考写真まで。
下が熊野大社の社殿です。創建が720年頃と伝えられており、とても趣きがあります。
そして立派な注連縄が掛けられています。
ここでは氏名や生年月日を連記した和紙と祈祷札を使い参拝しました。
最後にご朱印も購入しています。
ここには伊邪那美神社と稲田神社という立派な摂末社があるのですが、当日は10名くらいで清掃をしていたので撮影しませんでした。
もし参拝された時は拝殿の左右にその摂末社がありますので是非参拝されて下さい。