ヘッダー画像

本物の縁結びや祈願祈祷を実施。口コミでも話題の天岩戸神社に参拝し、その効果を体感しました。

天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)

宮崎県で随一のパワースポット神社と呼べる「天岩戸神社」

ここは日本神話の中でも有名な「岩戸隠れ」の舞台となった場所です。

神話発祥の地と呼ばれる宮崎県でも、伝説が数多く残る景勝地「高千穂峡」近くに鎮座しています。

天岩戸神社のご神体は「天岩戸」と呼ばれる洞窟で、弟の「素戔鳴尊」の乱暴に怒った「天照皇大神」が、お隠れになった聖地とされています。

さらに歩いて10分ほどの距離にあるのは、天照皇大神を洞窟から呼び戻すため八百万の神が集まって神議をされたという「天安河原」もあり、九州でも屈指のパワースポット神社とお伝えできます。

天岩戸神社

天岩戸神社は「西本宮」と「東本宮」の2つの社殿があります。

一般的に天岩戸神社と言えば、西本宮のことを指し「大日霎尊(おおひるめのみこと)※天照皇大神の別称」を祀っています。

この神社では東本宮にも大日霎尊(天照皇大神)をお祀りしているのですが、どうして同じ神様を祀っているのか?

神社に興味がある人は、そのことを不思議に思われる方も少なくはありません。

簡単に説明すると、ご神体の天岩戸を拝むための遥拝の宮が「西本宮」

天照皇大神が天岩戸から出てこられた後、最初に住んだ地が「東本宮」

故に、どちらの宮も大日霎尊(天照皇大神)が関係しているため、同じご祭神が祀られていると伝えられています。

また、世の中を明るく照らす太陽神の天照皇大神は、古来より日本の総氏神としても崇められており、全国の神社でも祀られています。

一番有名なところでは伊勢神宮(内宮)を鎮守するご祭神となりますが、遥か昔より人々の信仰を集めてきました。

尚、今回の参拝ルートで最初に向かったのは西本宮です。

こちらのルートは第一鳥居をくぐると、鮮やかな新緑と木漏れ日が差し込む参道が続きます。

天岩戸神社鳥居

第二鳥居をくぐると左手には立派な手水舎があり、ここで清めを行いました。

右側には願いが込められた絵馬奉納所と、拝殿への入り口が見えてきます。

天岩戸神社手水舎

下記の建物が西本宮の「神門」です。

真正面に拝殿が鎮座しており、その周囲を木の玉垣がぐるりと囲っています。

西本宮の「拝殿」には、一般的な神社で見かける「本殿」がありません。

何故なら、天岩戸(洞窟)がご神体であることから、神様がお鎮まりになる本殿を必要としないからです。

その代わり、拝殿裏にある「天岩戸遥拝所(あまのいわとようはいじょ)」から直接、天岩戸を拝むことができます。

事前に社務所で手続きをすると、ご神職の方が無料で天岩戸遥拝所へ案内をしてくれるそうです。

天岩戸神社門

それと神社の創建年代は不詳ですが、社殿によると弘仁3年(812年)に再興され、戦国時代にたびたび焼失に見舞われながらも再び造営が行われてきたと伝えられています。

拝殿からは日本神話に基づき誕生したことを物語るように、古来より育まれてきた人々の尊敬の念と、厳かな波動が感じられました。

天岩戸神社境内

次に向かった「天安河原」は、西本宮から岩戸川沿いの遊歩道を歩くこと約10分。

春から夏にかけては遊歩道には色鮮やかな新緑が広がり、川のせせらぎと小鳥のさえずりが心地よく、目にも耳にも癒しを与えてくれます。

今回訪れた時期もちょうど良く、ヒーリング効果が抜群でした。

そのまま下っていくと目の前に広がるのは、大自然が織りなす神秘的な渓谷。

岩戸川にはマイナスイオンたっぷりの清らかな水が流れ、歩くだけで浄化作用がある素晴らしい場所です。

天安河原

途中、岩戸川の支流にかかる「太鼓橋」は人気のスポット。

苔むした情緒ある佇まいの橋を越えて、少し歩くと天安河原にたどり着きます。

今もなお神々の存在を近くに感じさせる、幻想的な「天安河原」

太鼓橋

この河原が舞台となった岩戸伝説には、天岩戸に隠れた天照大神を招き出すため、八百万の神が集まって話し合いをしたという有名な日本神話の一節があります。

暗黒に包まれてしまった世の中を救済すべく、神々の作戦会議が開かれた大洞窟は「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ばれています。

以前は社しかありませんでしたが、いつのまにか人々が祈願にと石を積むようになり、今では辺り一面に無数の積石が見られるようになりました。

もし天安河原へ訪れた際には、胸に秘めた願いを込めて石を積んでみてはいかがでしょうか。

仰慕ヶ窟

こちらの神社で行ったのは「霊力伝心」と「開運術」の2つですが、そのご利益が働くようしっかり実施しました。

それだけでは御座いません。

必ず最後に祈祷を行いますので、勿論この神社でも拝殿前で祈祷を行っています。

天岩戸神社ご朱印

ちなみに西本宮から天安河原へ向かう道沿いある「みやげ品安河原」では、ご当地のアップルマンゴー・ソフトクリームや各種お土産を販売しています。

また天岩戸神社前にあるお食事処「神茶家」では、そばやうどんの他、人気のライスコロッケ「高千穂牛コロッケ」などを頂くことができるそうです。

神話の世界に浸りながら神社参拝や散策のついでに、ご当地グルメも堪能するのも醍醐味の一つ。

アクセスは車かバスになりますが、観光エリア内のスポットを巡るには距離がありますので、車の方がおすすめです。