パワースポットで有名な青島神社に参拝し、本物の縁結びや祈願祈祷を実施。その効果も体感できました。
青島神社(あおしまじんじゃ)|宮崎県随一の縁結びパワースポット
亜熱帯植物の群生地として国の特別天然記念物に指定されている宮崎県の「青島」。周囲1.5kmの小さな島全体が境内であり、そのほぼ中心に「青島神社」が鎮座しています。
住所:〒889-2162 宮崎県宮崎市青島2-13-1
目の前には真っ青な太平洋が広がる、素晴らしいロケーション。天候が良ければ朱色の鳥居や社殿が映えて、訪れた参拝者の目を楽しませてくれます。

国内外から訪れる参拝者|宮崎県屈指の人気スポット
さらに縁結びの杜としても注目される青島神社は、宮崎県屈指のパワースポット。出来るだけ人がいないタイミングを見計らって撮影していますが、実際には国内外から多くの人々が訪れていました。

ご祭神とご利益|三神の御神徳と縁結びのパワー
神社のご祭神は下記の三神であり、それぞれが独自のご利益を持っています:
- 天津日高彦火火出見命(あまつひだかひこほほでみのみこと) - 山幸彦として知られる海の神。漁業の神として信仰されます。
- 豊玉姫命(とよたまひめのみこと) - 海神の娘であり、安産と子育ての神として知られています。
- 塩筒大神(しおづつのおおかみ) - 航海の安全を司る神であり、この夫婦神を引き合わせた縁結びの神。
天津日高彦火火出見命と豊玉姫命は、日本神話に登場する有名な夫婦神であり、皇室の祖先神です。そして塩筒大神は、この夫婦神を引き合わせた海の神。このことから青島神社は、縁結び、安産、航海安全などにご利益があるとされています。
弥生橋からの参拝ルート|歴史的なアプローチ
青島神社への参拝ルートは、まず対岸の青島海岸から青島を結ぶ「弥生橋」を渡っていきます。こちらの橋は大正9年、当時皇太子であった昭和天皇がご来訪された際、渡り橋から木橋に架け替えられました。

鬼の洗濯板|国の天然記念物
橋を渡ると砂浜に囲まれた参道が一直線に続き、海に囲まれた光景は解放感に満ち溢れています。参道の両脇は「鬼の洗濯板」と呼ばれる長い年月をかけて形成された見事な波状岩が、なんと8kmも続いています。


国の天然記念物に指定され、まるで鬼が使う洗濯板に見えることから、この名前がつけられました。ここ一帯は清々しい海風が吹き抜け、岩をも削る太平洋の力強い波が押し寄せるなど、偉大な自然のパワーをまざまざと感じさせてくれます。
神門と拝殿|歴史的建造物の数々
そのまま歩くと権現造りの紅い鳥居が構えており、当日も青い海に鮮やかに映えていました。

両脇に鎮座する狛犬を通り過ぎると、立派な授与所があります。

鴨就宮の扁額|歴史的な名称の名残
階段を数段上った先に朱色の神門が建っていますが、よく見ると「鴨就宮(かもつくみや)」と書かれています。青島神社は明治時代初期まで「青島鴨就宮(あをしまのかもつくみや)」と称していたことを、この扁額に残しているのです。

拝殿とその歴史|平安時代からの信仰
神門の真正面に鎮座する、流造の重厚な拝殿。神社の創建は不詳ですが平安初期には登場し、藩主の崇敬を受けながら造営と改築が行われてきました。
以前は神聖な霊地として一般人の入島を長らく禁じていましたが、元文2年(1737)に当時の宮司の願い出により、現在のように参拝ができるようになったそうです。そのため島には豊かな自然形体が保たれ、今もなお28種類の亜熱帯植物をはじめ、約200種5,000本を超える植物が繁茂を見せています。
祈祷の実施|霊力伝心と開運術
自然パワー溢れるこの神社で行ったのは「霊力伝心」と「開運術」の2つですが、そのご利益が働くようしっかり実施しました。それだけでは御座いません。必ず最後に祈祷を行いますので、勿論この神社でも拝殿前で祈祷を行っています。

元宮への移動|最強のパワースポット
その後、拝殿の右側にある入り口から「元宮(もとみや)」に移動しました。境内で最も強力なパワースポットと言われているのが、こちらの元宮。
古代祭祀の跡|弥生式土器と獣骨の出土
この場所こそが青島のほぼ中心に位置し、付近からは弥生式土器や獣骨等が出土したことからも、古代では小祠を設けて祭祀が行っていたとされています。俗世から隔離するように熱帯樹林が生い茂り、その中に静かに佇む朱色の元宮は、病気平癒にご利益があると言われています。

夫婦ビロウと産霊紙縒|願い事が叶う聖木
また元宮の横には「夫婦ビロウ」の木があります。願い事によって色が違う「産霊紙縒(むすびこより)」を結ぶ結と、その願いが叶うと伝えられています。

元宮での祈祷|弁財天のご朱印を使用
この場所でもご依頼いただいた皆様の祈祷を行いました。ここでは先ほどとは異なる弁財天のご朱印を使って「締めの義」を行っています。

アクセス情報と周辺施設
当日は車で移動しましたが、電車の場合はJR日南線「青島駅」から徒歩約10分。青島駅から青島神社(島内)までは約800mの距離にあるため、電車での参拝も可能です。
青島周辺の観光情報
- おしゃれな飲食店が多数あります
- 青島海岸は宮崎県を凝縮した一大観光スポット
- 宮崎名物のマンゴージュースが楽しめます
- 海の幸を活かした料理が豊富です
コノハナキッチン|地元で人気の飲食店
ちなみに、普段は一日2食。主食はそばの私ですが、当日は「コノハナキッチン」さんでチキン南蛮定食を頂きました。見た目は普通の定食ですが、記憶に残るほど美味しかったです。もしここに行く機会があれば、また立ち寄ると思います。

店名:コノハナキッチン
住所:889-2162 宮崎県宮崎市青島2丁目1-38
電話:0985-65-1517
青島神社参拝のまとめ
宮崎県に訪れた時は、参拝と観光の両方を満喫できる青島神社へ足を運んでみては如何でしょうか。自然のパワーと歴史的な信仰が融合したこの聖地は、縁結びを願う方だけでなく、すべての参拝者に深い感動を与えてくれることでしょう。
おすすめの参拝プラン
- 午前中に青島神社を参拝
- 鬼の洗濯板を散策しながら自然のパワーを感じる
- 地元の飲食店で宮崎の味を楽しむ
- 青島海岸で太平洋の眺めを楽しむ
- マンゴージュースなど宮崎特産品をお土産に